前火葬と後火葬
今日は前火葬と後火葬についてのお話しを少し。
前火葬と後火葬は火葬をどのタイミングで行うかの違いになります。
地域によっても前火葬が多い地域、後火葬が多い地域と様々です。大体は後火葬の所が多いんじゃないかなぁとは思います。
前火葬
お通夜の前に火葬をします。通夜の時にはすでにお骨になっています。
後火葬
告別式の日に火葬をします。お通夜の時にはご遺体があります。
・前火葬のメリット
①葬儀の日にかかる時間が短縮できる
後火葬の場合は葬儀の後に火葬をしたり火葬の後に葬儀をするので、少し時間がかかります。地域によってはその日のうちに納骨まで済ませてしまう地域もあるので、そうなるとほぼほぼ1日がかりになってしまいます。火葬を通夜の前にやると火葬の時間が短縮できるので、納骨までやったとしてもそこまで遅くはなりません。遠方から来ている方もその日の内に早めに帰ることができます。
②お骨になっているので、自宅に一緒に帰ることが出来る
ご遺体があると葬祭場に宿泊しなくてはならなかったり(任意だと思いますが)するかと思いますが、お骨になっていれば一緒に自宅に戻り、自宅で御供養することができます。
慣れない葬祭場に泊まるよりかは気持ち的に幾分楽なんじゃないかなぁと思います。
・前火葬のデメリット
①お通夜に来た方はお顔を見ることが出来ない
これは最大のデメリットだと思います。もうお骨になってしまっているのでお顔はもちろん見ることが出来ません。
②あまり葬式感が出ない
前火葬をしている地域はどちらかといえば少ないかなと思うので、イメージしている御葬儀とはすこし違った印象になり、違和感を感じるかもしれません。
亡くなる時期や、日程の関係で前火葬にせざるを得ない時もありますし、葬儀屋で決められている、菩提寺で火葬は極力御葬儀の日にやってくださいというお寺もあったりするかとおもいますが、どっちが合っているのか判断材料にしてみるのも良いかもしれません。
あくまで一個人としての見解になりますのでご了承ください🙇♂️